MATERIAL

革素材について
革素材について

RE.ACT、MAGNET、inc、REPLANTにて使われている革素材についてご紹介します。


Sukimo Leather スキモレザー

革製品において「スタック」と呼ばれる製法があります。皮を積み重ねて接着し、水平方向にカットしていくというもの。
手間とコストが非常にかかるため、あまり使わない手法ですが、これを突き詰めアートにまで昇華させた月型(靴のかかとを形成する芯材)職人がいます。

それが「スキモレザー」を作る大久保邦雄氏。

スキモレザー

「親の代から浅草で50年にわたって月型工場をやっているんだよ。昔は安く手に入るんでバッグの皮の切れ端を月型に使ってたんだよね。こいつにグラデーションで色がついててさ、それをうまく重ねれば綺麗になるんじゃないかって思ったんだ」

大久保氏は青春時代に画家を目指していました。当時からも持ち続ける絵心を「スキモレザー」で発露したのです。
しかもただ積層させるのではなく、自分で納得のいく色に染め、型押しをしながらその色を組み合わせ独自の切り口でカット。仕上がりが予想しづらい断面に、木目調や敷物パターンを表現する。
立体的なデザイン構想力を20年に及ぶ試行錯誤があってこそできる技なのです。

特許(特許番号No:3087020号)として「スキモレザー」は登録されている独自の技術です。


Pecos Hard made in italy

中部イタリア・フィレンツェ近郊の町サンミニアートにある創立50年を超えるタンナー。
厳選されたヨーロッパの原皮のショルダー部分のみを用いて植物タンニン鞣し専用のこだわりあるタンナーです。
じっくりと手間暇をかけ、鞣し加工の末に生み出された革は柔らかく、耐久性があり、時間が経つにつれてその手触りも見た目も磨かれていきます。

この地方の伝統的なバケッタ製法を用いたもので、それを生かすため、できるだけ表面の塗装加工を薄くして「革らしさ」を特に意識した革です。
たっぷりとオイルの効いた占領仕上げの自然の風合い(革特有のトラやキズ)は真似のできない柔らかさ、温かみ、耐久性を生み、使い込むほどに独特の味わいになっていきます。
このタンナーは、イタリア植物タンニン鞣し協会に加盟しています。


Border Series made in Japan

国内産フルタンニンなめしのタンロー革を使用。革ではあまり用いられることのないラバープリントにてボーダー柄をプリント。革にプリントが定着するよう、何度も試作を繰り返し製作。使い込むほどにヌメ革部分が飴色に変化し、艶が増して独特の味わいになっていきます。


Embossing paisley made in Japan

ナチュラルカラーは国内産フルタンニンなめしのタンロー革を使用。使い込むほどに艶が増して独特の味わいになっていきます。ブラック/チョコカラーは国内産フルタンニン革を2回なめした革「ロロマ」を使用。「ロロマ」はチャールズ・ロロマの作品からインスピレーションを受けて製作した革です。磨くと宝石のような艶が出ます。タンロー革、ロロマ共に通常の型押しよりもあえて強めの型押しをいれ、より立体感を出しています。

注:1枚の革に熱と圧力をかけ型押しを入れており、色の濃淡が出てしまいますので、予めご了承ください。